重体とは?
次に「重体」について解説していきます。
重体とは「死に至るかもしれない危険な状態」のことです。
最近で「重体」という単語が使われたのは、msnニュースで取り上げられていた記事ですね。
2019年7月29日未明、茨城県つくば市で路上で作業をしていた女性2人が車にはねられる事故があったそうです。
車の事故はいつまでたっても無くならないですね。
とても悲しいことですが、人間は完璧な生き物ではないので仕方のないことなのかもしれません。
1日でも早く、完全自動運転の車が開発されることを願うばかりです。
ここで疑問を感じる人がいるはずです。
「重体」と「重篤」には明確な違いってじゃあなんなの?
こう思う人も多くいるはず。
では「重篤」と「重体」には具体的にどんな違いがあるのでしょうか?
英語では共にgrave、seriousを用いるが、日本語だと“重体”は事故などによる外傷、熱傷などの程度が重く、生命に危険が及ぶ状態になった患者さん一個体」を示し、一方「重篤」は「一個体ではなく、疾患名や状態につく形容詞で“重篤な肝障害”とは言っても“重体な肝障害”とは言わない。」とのことでした。
つまり重傷な、あるいは重篤な個体をさして「重体」と言い、使用頻度の順(多い順)だと「重症(severe)、重篤、重体、危篤」となるそうです。
引用:ことばの話
むしろややこしくなってしまいましたかね?
簡潔に言うと、「重体」は事故などに使い、「重篤」とは疾患名や状態に使うということです。
覚えておくと良いでしょう。
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