塗香とは?読み方は?
まずはじめに、塗香の読み方は「ずこう」と読みます。
塗香とは、その字の通り塗るお香のことです。
インド発祥の塗香はもともとは汗や体臭を消すために使われていたようです。
それが次第に仏教でも用いられるようになり、
仏教儀式の前に清める香りとして粉末の香りを手に塗り
口から深く息を吸い込んで体中を清めるといった使い方をしています。
写経を上げる前や写経する前に清めの為の香りとして手などに塗り込んで汚れを取り除きます。
このように、もともとは香りをまとって身を清めるために使われていましたが、テレビなどで話題になったことなどから若い人たちにも受け入れられるようになり、香水のような感覚で塗香を使ったり、お風呂などでアロマとして使う人も増えているようです。
線香や焼香などと違い、香りを燻らせて使うのではなく、火を使わないで使用できるのも特徴の一つです。
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